こんにちは!ころです♪
前回の記事で ‟打ち込み” の大切さについて
お伝えさせていただきました。
▶前回の記事はコチラ
しかし、最後にお伝えしたように、
打ち込みは
初心者さんでもすぐに
挑戦できる分、
使い方を間違えると
逆に字のバランスが崩れる
原因となってしまいます。
じゃあどうやって書くのが
いいのか…?
今回は、
「打ち込み」の具体的な書き方と注意点
についてお話します!
(超重要なので美文字になりたい人は
絶対に知っていただきたい内容です)
・現在打ち込みを使って字を書いていない
・打ち込みの書き方が分からない
・何となくで書いている
・打ち込みを使っているけど違和感がある
という人は今回の記事を読んで
ワンランク上の美文字にアップデート
してくださいね♪
打ち込みについて知る
打ち込みとは…
線の書き初めでよく見る、この子たちです。
上にちょこんと、斜め45度くらいでつけます。
この打ち込みを字につけると
美文字になるよ~と
よく言われているのですが…
ふたつ注意点がありまして。
①大きさ
②つける場所
です。
詳しく解説します。
大きさによる印象の違い
打ち込みは大きさによって
印象が全く変わります。
一番左が打ち込み無し、
真ん中が中くらい、
右が大きめです。
打ち込みが大きくなればなるほど、
角ばって力強い印象になります。
日常で使う字に
打ち込みを取り入れたいなら、
真ん中くらいの大きさが
ちょうどいいです。
自然で違和感がないので、
誰から見ても心地の良い字ですね。
大きな打ち込みは
使いこなすのが難しいです。
間違えると“わざとらしい字”
になってしまいます。
ですので、
中くらいの打ち込みを目指すのが
間違いないです^^
付ける場所
打ち込みはすべての画に
つけたら良いのかというと、
そういうことでもありません。
全部につけると
やりすぎ感が出てしまいます。
先ほどの例の一番右の字が、
全部の画に大きな
打ち込みがついている例です。
書道経験者であれば、
何となく大きめに打ち込みを入れるところや
打ち込みを弱めるところの
感覚が掴めるのですが、
初心者さんが
その感覚をいきなり習得することは
どうしても難しいです。
ですので最初はお手本を見て、
打ち込みが大きいと思った画にだけ
小さく打ち込みを入れることから
始めるといいです^^
そして、
横線の打ち込みは‟ほぼ”いらないです。
書いていて自然に出てしまう程度。
そのくらいでOKです◎
私も、横画の打ち込みは
基本30~45度の緩やかな角度で、
線の書き初めの形を三角形にする程度。
大きな打ち込みは使っていません。
目立たないも打ち込みでも、
字にはちゃんと美文字の効果があります。
まずは小さな打ち込みから始めて、
慣れてきたら
好きなお手本を参考にして
自分好みの大きさに変えていくと良いですよ。
練習方法
打ち込みは
お手本をマネしながら練習する
でも良いですし、
下のように
線だけで練習するのも良いです。
書き初めに軽く点を打って、
そのまま点から繋げて
ス~っと線を引く感覚です。
このとき、書き始めの角度が
45度から大きく外れないようにしましょう。
▼NG例です
打ち込みの角度が
寝すぎています。
この打ち込みを使って字を書くと、
こうなってしまいます。
打ち込みの角度が
立ちすぎ or 寝すぎています。
打ち込みが目立って、
わざとらしさが出てしまいますね。
意外とこうなっている人は多いです。
角度と大きさに気をつけて
書いていきましょう。
最後に
打ち込みは美文字のポイントとして
いろいろなところで言われています。
でも、どこにでも付けたら美文字
というわけでもないですし、
大きさで印象も変わるので、
使いこなすのが難しいところです。
やりすぎ注意ではありますが、
全く無いよりはあった方がいいです。
書いてみたけど分からない…!
という人は、
公式LINEでいつでも聞いてください^^
気軽にご活用くださいね。
それでは、今回はこれにて。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました♪